乳児期のアトピー性皮膚炎の症状による気づき方、正しいお医者さんの見分け方、
およびアトピー性皮膚炎の予防と対策について、特に赤ちゃんを子育て中の親御さんにとって、役立つ情報を初心者の方でもわかりやすくまとめてみました。
実際に少しでもお役に立てば幸いです。
アトピー性皮膚炎は、5歳までの子供に多く、普通は10歳頃には8割くらいは治っているようですが、中には大人になっても治らなかったり、成人になってからも発症する例もあるようです。
また、年齢によっても症状はかなり異なるようです。
特徴的な症状として、ほほや足の裏側の間接部分が真っ赤になってただれたり、
耳切れと呼ばれる、耳の付け根がただれて切れたような状態になったりすることが多いようです。
特に生後2・3ヶ月の乳幼児の場合、症状から乳児湿疹や脂漏性湿疹と症状が似ていて間違えやすいため、
アトピー性皮膚炎と気づきにくいことが多いようです。
かゆみや強い湿疹がおさまらない場合は、自己判断による食事制限などは行わず、早めに医師の診断を受けたほうが良いでしょう。
赤ちゃんの場合は、まず最初に小児科や皮膚科で診てもらうケースが多いようです。
しかし、アトピーなどのアレルギー性のものかどうか判断がつかない場合は注意が必要です。
なぜなら、専門医がアレルギーに関する知識をほとんど持っていない場合、乳児湿疹や脂漏性湿疹などと誤診されてしまうケースがあるからです。
このような場合は、最近増えてきた「アレルギー科」のお医者さんに検査してもらい、症状がアレルギー性かどうか判断してもらうのが賢明と言えます。
また、担当医がアレルギーの知識をどれだけ持っているかで、その後の治り方がかなり違うそうです。
なぜかというと、主な治療の仕方としては、内服薬、塗り薬、漢方薬等による療法や、温泉療法、海水療法などいろいろあるのですが、同じ療法でも詳しい効能、より効果的な使い方や注意事項など、重要なアドバイスがあるかどうかで治り方が異なるからです。
ですから、できれば、日本アレルギー学界の認定医かどうかを担当医や病院を選ぶ目安の一つとするのがよいでしょう。
もう一つの目安としては、アトピー性皮膚炎に限ったことではないのですが、電話での問い合わせや問診時の応対を確認してます。
そして、インフォームドコンセント(症状や治療方法のキチンとした説明による患者への同意など)による患者との対話ができているかどうかを確認し、担当医と信頼関係が築けるかどうかを判断するのも目安の一つでしょう。
アトピー性皮膚炎の主な要因として、遺伝的要因だけでなく、生活環境による後天的要因もあります。
アトピーやアレルギーの具体的な予防と対策については、次のとおりです。
◎部屋の中にダニを寄せ付けるものを極力排除する。
例えば、マメに掃除や換気をしてチリやホコリを除去するのはもちろんのこと、布団は干すだけでなく、必ず両面に掃除機をかけでダニを除去して下さい。
また、ダニの住まいとなりやすいカーペット、ソファー、ぬいぐるみは極力、赤ちゃんの近くに置かないほうがよいでしょう。
さらに、赤ちゃんの肌着は、肌にやさしくチクチクしない綿素材がよいでしょう。
◎洗剤使用時には注意。
また、洗濯時は、合成洗剤を使う場合、すすぎを十分に行うことが重要です。
選択後の肌着に、洗剤分が残っている可能性もあるからです。
◎スキンケアで肌の清潔感、保湿感を保つ。
清潔感を保つためには、汗をかいた後には、こまめに下着を着替えさせ、肌を保湿するには、室内に加湿器を置いたり、保湿用のクリームを塗ったりするとよいでしょう。
◎タンパク質など、アレルギーがでやすいものを取り過ぎない。
主には、大豆、牛乳、鶏肉などは摂取量等の制限が必要でしょう。
また、赤ちゃんが離乳していない場合、お母さんにも、上記の食事制限が必要になってきます。
食事療法については、自己判断で行わず、専門のお医者さんと十分納得の行くまで相談した方が良いでしょう。
◎赤ちゃんに余計なストレスを与えない。
過度なストレスにより、患部のかゆみが強くなり、余計に掻いてしまうことにより、症状が広がって悪化する恐れがあります。